
異なる言語を話す人同士が口頭で意思を伝えようとするとき、その仲立ちをしてあげる仕事として通訳者が必要となる。
仕事の場は、国際会議、シンポジウム、企業視察や商談、放送業界(衛星放送、2か国語放送など)芸能やスポーツ関係、警察や法廷、旅行案内業などがあり、旅行案内業としての通訳を通訳ガイドといい、それ以外を会議通訳と呼んでいる。
日本語と英語間の通訳がもっとも多いが、国際会議などで通用するトップクラスの通訳者は、全国に約l00名程度にしか満たない。
通訳の仕事で、特に国際的に活躍できる分野をあげると、@国連職員ANGOのスタッフB国際協力団体の職員C国際交流団体のスタッフなどの職種があります。
通訳者となるための国家資格や免許は現在ないが、通訳協会が実施する通訳技能検定などは、実力の目安となるので取得すると仕事をするときなど有利になる。また、この技能検定は英語のみである。
通訳ガイド者となるには運輸省が行う通訳案内業試験に合格しなければならない。これは、語学関係では唯一の国家試験である。
試験は、各国語の中から1か国語を選択する方法で、もっとも多い受験する外国語は英語(4,327人)、次いで中国語(576人)朝鮮語(252人)スペイン語(196人)フランス語(184人)・・・となっている。(国際観光振興会1998年度調査)
年間約380万人の外国人が日本を訪れ、そのほとんどが観光をしている。90年代に入ってからは、円高の影響もあり観光目的で日本を訪れる外国人の数は減少ぎみといわれているが、仕事で来日する人は増えてる。民間レベルでは、ビジネスマン、スポーツ、芸能、留学生、報道関係などで、公的には、国が招待する技術研修者や各方面の文化人などで、通訳ガイドが活躍する機会は少なくない。
仕事の形態は、旅行代理店と専属契約を結ぶ、人材派遣会社や通訳エージェンシーなどに登録してフリーランスとして働くことが多いが、副業に翻訳・海外添乗員・塾講師などをする人も多いようです。
国際社会における日本の役割が増大し続けている今、国家レベルでも民間レベルでも、通訳者の活躍の場や需要は高まり、減ることはない。しかし、実力のある優秀な通訳者は少なく、国際化の進展で企業が必要としているトップクラスの通訳者の需要は高まっていく一方である。
通訳の仕事は実力の世界なので収入にかなりの差があるが、努力次第ではトップクラスの仲間入りも夢ではない。活躍の場は広範囲で将来性のある仕事であることは確かだ。
マスコミ関係
専門技術を生かした仕事
日本企業の中での国際的な仕事
旅行・サービス・飲食関係
日本人は世界のこんなところで働いている:
どんな企業で働いている?
海外就職がしやすい国ってあるの?
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